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森小路

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もう何年になるだろうか。

ボクが幼稚園から小学生の頃
可愛がってくれた親戚が居て
ホントにしょっちゅう数日間居たのを覚えている。

家に帰る日がイヤで
ダダをこねて帰る日を延ばして貰ったぐらい大好きだった。

兄ちゃん姉ちゃんがいて
絵(マンガ)も音楽もソコで覚えた。
姉ちゃんが手芸が上手くて
ボクが描いた絵をセーターにしてくれ
ソレを着せてくれていた。


ちょっとした挨拶に行く為、駅を降りる。

街に昔の面影は消えている。

目印にしていたの角の店はなんとか形がある。

ガキん頃のボクは
アメ玉をほうばりながらこの街をスキップしていたんだろう。


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