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先生シリーズ

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先日、ケイタと小山先生からプレゼントを戴いたが
誕生日、当日のお昼。

ボクは塩釜の現場で寒風吹く中
凍る足場を気にしながら作業をしていた。

作業服の内ポケットから携帯電話が鳴り響く。
よろつきながら電話を取ると
"元気スカ? 今、事務所スカ?" 小山先生だ。
ヤケに声が明るい。

"イヤ。今、塩釜の現場です。"と答える。
小山先生はコノdialyを全く見られていないようだ。

また電話する。と不機嫌に切られた。
電話の先生はいつも機嫌が悪いのに、今日に限って...

で、大阪に戻って来た次の日
事務所のドアが豪快に開き、小山先生が張り切って入って来る。
まず第一声が大声で
"オデンディホウビ....!"

カミカミである。
外が寒かったのは分かるが、声は裏返りナニかを言っている。

ボクがニヤつくと、先生のメガネの奥の奥が光った。
笑ってはイケナイ。と必死でこらえる。

プレゼントを戴き、"証明写真を撮るからカバンを持て。"
ボクはカバンを持ち、先生は"パシャっ"と一枚。

やはり、ニヤついたことが気分を害したようで
熱いコーヒーを一気すすり
レンガ色のジャンパーの襟を立て、無言で席を立ち帰って行かれた。

今回は先生に対し、取り返しのつかない失敗を2度もしてしまった。

来週、コノ件も含めミーティングがあるようです。

失礼のないよう身を引き締めます。


なお、この先生シリーズ、皆さんに冗談でしょ。と言われますが
気持ち色付けしていますが、ほとんどが真実です。


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