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先生シリーズ

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色指定をしようとDICのカラーガイドを開く。
微妙な具合で欲しい色とズレ、そこで小山先生にTELを

"PANTONEのカラーガイドお持ちですか?"
"あります。"

さすが先生PANTONEをお持ちになられてる
DICに比べ発色が良く高価なモノなのだ。

ってコトで大富豪の先生の事務所にお伺いする。

おっ。来たか。とカラーガイドを出し、椅子を指差す。
打ち合わせ中とは聞いていたが
同じ打ち合わせテーブルで隣りの席に座り
人見知りなボクにココでヤレ。と...

無言でゆっくり時間をかけて色を選んでいた。
隣りでは打ち合わせが続く。
聞く気はナイが自然と会話が耳に入ってくる。

会話は打ち合わせが進行しているのか、後退しているのかと
ツッコミたくなるトコロもあったが
お客さんに失礼だと思いモクモクと色を探す。

先生はボクの写真にも気付かず、話は前進、後退を繰り返す。

好みの色を決め
"ドモ アリガト"と漫才の終わりの挨拶のようなコトバを発し
帰ろうとすると
"来週は空いてるかね。"と尋ねられた。
オレを接待しなさい。という信号だ。

グルメな先生を接待するのは一苦労だ。
メシとビールでお腹いっぱいになった寸前に
赤ちゃんのように、手足をバタバタさせダダをこね
店内でスヤスヤと眠られるからだ。

ま..また改めてご連絡下さい。と事務所を後にした。

久々の長文になりましたが
先生は今頃、福岡のフェス SUNSET LIVEで
ドカドカとドラムを叩いておられると思います。

VIVA! 先生!


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