昨日の文字について続きを。
学生の頃、苦手な授業だったのが「書き起こし」。
漢字にひらがな、カタカナ、アルファベットを見本帳を見ながら拡大縮小し書き写すのです。
日本は4種類の文字を使うのでバランスも大変です。
見本帳の文字に方眼を入れ、ロットリング(ペン)やカラスグチ(均一な線を引く器具)にインクを溜め忠実に写していきます。
少しでもカスレやインク染みになればやり直し。
今やコンピューターの時代。
もうグラフィックデザイン学科にこんな授業は無いだろうね。
※画像は日本を代表するグラフィックデザイナー田中一光さんの作品をトリミングさせて頂きました。